ガーデニング
ベランダの緑に癒されながら
我が家のベランダは日当たりが悪いわけではありませんが、日照時間が短くて鉢植えの植物たちはいつも物欲し顔で背が高くなってしまいます。  そのため剪定と水やりをまめにするように心がけています。水やり後の植物たちのいきいきした表情に癒されます。また剪定した枝もいとおしくて 棄てられなくて挿し木で育てたりするため、同じ種類の鉢ものが5~6個以上になってしまいます。時々は育て方をを書いて「貰って下さい」と張り紙 をしておくと完売します。これもガーデニングの楽しみのひとつです。  無機質な団地住まいをしていると植物に癒されるんですね。

いろいろな植物を育てていると植物の個性があってそれぞれが自己主張しているように思えてきます。そのため置く位置もその個性が生かされるように表情が生き生きと見えるように高低差をつけたり工夫を凝らすのも楽しみの一つです。

植物はエコ肥料で育てています。キッチンから出る果物の皮や野菜くず、卵のから、枯れ枝や葉っぱなどを集め袋詰めにして半年くらいすると立派な肥料になってくれますのでこれを土替えの時に使うようにしています。そのためか葉っぱが艶やかに生き生きして見えるのは親ばか根性でしょうか?

それでは愛すべきベランダの住人たちを紹介いたします。

オクラ

日照不足でも育ってくれるのかテストのつもりで今年初めて植えてみましたらすくすくと育ちました。
畑などで見かけるオクラとは雰囲気が違いますね。日当たりが弱い分、モディリアーニや夢二の女性像の首のように優しい感じになっています。

育て方は種まきからですが、一か所に5~6粒をまき、移植する時も生えてきた5~6本の苗を一緒に植え付けするのがポイントです。一緒に植えることで競い合って早く育つとのことです。   

サンゴ樹 (別名 ミルクブッシュ)

これも日照不足から節と節の間が長くなり過ぎて本来枝がぎっしり絡まっているはずが隙間だらけになっています。
サンゴ樹はとっても育てやすく、小さい枝でも挿し木で生えてくれます。これも小さい枝から育ててきた分愛着の深い一鉢です。

名前のミルクブッシュの由来は枝を切った時ミルクのような白い樹液がいっぱい出ることからそう呼ばれているようです。

スパティーフィラム

日照時間が短いのも悪いことだけではないようで中には日差しが強すぎても葉っぱが日焼けしてしまうのもあります。この種類も我が家のベランダの住み心地が良さそうで、年中いきいきと見る者に活力を与えてくれています。

とっても育てやすくまめな水やりが育てるポイントです。鉢からあふれんばかりに株が増えていきますので株分けで増やします。春に白い花をいっぱい咲かせてくれます。

ギガンジューム

花ものの育たない我が家にとって唯一華やかで鮮やかな花を咲かせます。赤くまあるいボールのような花はまるで花火です。花が終わってから艶やかな葉っぱが出できて12月ごろに枯れてしまいますが、春ごろにつぼみだけがが出て花を咲かせます。 残念なことに花が1週間くらいしか持ちません。

増やし方としては球根が土の中で増えて新芽が出てきますので球根を掘り起こして別の鉢に移します。

フィットニア

緑だけのベランダの中でも輝くような鮮やかな黄色を発するこの植物はベランダに彩りを添えてくれるので私の大好きな植物の一つです。

ポトスのようにはって伸びていくので伸びすぎたときに切って挿し木で増やします。

アグラオネマ シルバーキング

スパティーと同じように柔らかい日差しを好み、部屋の中でも生き生きと育つ丈夫な植物です。

挿し木や株分けなどでどんどん増えていきますので現在10鉢位あり、その名の通りベランダの王様といったところです。

サンスペリア (別名 トラノオ)

空気を浄化してくれることで一躍人気者になり、各家庭に一鉢はあるだろうと言われるほどの優れものです。

増やし方も手軽で株分けして増やします。 日当たりのいい部屋であれば室内でも育てられますが、ときどき外に出すようにすると元気が出ます。

台湾モミジ

サラサラ感のある葉っぱとたおやかな枝ぶりが見る者をホンワカな気分にしてくれるだいすきな植物です。 大鉢から枝切りして挿し木にした3代目で、まだ小さいですが雰囲気のある一鉢です。室内でも育てられるので室内の雰囲気を和らげてくれること間違いなしです。