土星(どせい、Saturn)

太陽系の太陽に近い方から6番目の惑星である。太陽系内の惑星では木星に次いで大きい、 ガスを主成分とする惑星(ガス惑星)である。見た目の大きな特徴として、惑星の周りに明確に見える輪(環)がある。 木星にに次いで太陽系で2番目に大きな惑星であり、直径は地球の約9.4倍、質量は約95倍である。 しかし、土星は太陽系の中で一番密度が低く、平均密度は水よりも低い約0.68 g/cm3となっている。このため、 「もし土星を水に入れることができれば、水に浮く」と説明されることも多い。なお、太陽系の中で最も密度の高い惑星は地球である。

天王星(てんのうせい、Uranus)

太陽系の太陽に近い方から7番目の惑星である。 太陽系の惑星の中で3番目に大きい。天王星は主にガスと多様な氷から成っている。大気には水素が約83%、 ヘリウムが15%、メタンが2%含まれている。 天王星が青緑色に見えるのは大気に含まれるメタンによって赤色光が吸収されるためである。 天王星が惑星として確認されたのは比較的近代になってからである。実際には何度も観測されてはいたが惑星とは認識されていなかった。

海王星(かいおうせい、Neptune)

太陽系の太陽に近い方から8番目の惑星。太陽系惑星の中では最も太陽から遠い位置を公転する惑星である。 海王星は巨大な氷惑星で、太陽から非常に離れているため、わずかな熱しか受けていない。表面の温度は-218℃である。しかしながら、 中心部の温度は、約5,000℃である.氷に覆われた岩石の核を持ち、厚い大気が存在していると考えられている。 内部に放射性元素の崩壊と考えられる熱源を有しており、太陽から受けている約2倍ほどの熱を、自ら供給していると考えられている。