私が住んだ街
ベート ホーフェン?
私はベートーヴェンにあこがれ、22歳の夏から23歳の春ま
でドイツに住んでいました。
ボンではベートーヴェンの生家を見学し、感動のあまりうれ
しくて舞い上がっていたことを、よく覚えています。
ボンの街の書店では、記念にレコードや本を買っておこうと
した際に、「ベートーヴェン」、「ベートーベン」、と何度言って
も相手に通じず、本当に困った思い出があります。
独学のドイツ語だからだろうか?…この街の人は知らない
のだろうか?……あせって顔が赤くなるのがわかりました。
そのとき、相手の女性店員が「ベート ホーフェン?」と言っ
たのです。「ベートーヴェン」や「ベートーベン」じゃない!
ベート ホーフェンでした。
私が住んだ街・リューベック
私の住んだリューベックは、まわりをたくさんの運河に
囲まれた旧市街地を中心に広がる、とても美しい街です。
世界的小説家のトーマス・マンの生まれた街です。
旧市街地からほど近い、運河沿いのゲニーナーシュト
ラーセ(通りの名前)にある、個人宅の3階の屋根裏部屋
に下宿していました。その美しい街の様子を、下の写真
から感じていただけたら、うれしく思います。
橋の上から見るホルステン門
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雪の中のホルステン門
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運河に囲まれた旧市街地を望む
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歴史ある市庁舎
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人々はヨットやカヌーを楽しむ
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トラヴェ運河沿いの散歩道
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トーマス・マン マンの生家 マリエン教会 マリエン教会の礼拝堂
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※ トーマス・マン(1875〜1955)はリューベックが生んだノーベル賞作家。
魔の山、ブッデンブローク家の人々、トーニオ クレーゲル、ほか多数の作品がある。
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