子供が病気になった時のあれこれ


(※病気の診断に役立つものではありません。私の経験だけでまとめています。)

こどもはよく熱を出します。
病院に行っても、「かぜでしょう。少し様子をみてください」といわれ、
ほとんどがそのうち治ります。
でも急に症状が悪くなったり、だんだんと悪化していく事もあります。

小児科ばかり行っていたら、中耳炎になるし…
耳鼻科ばかり行っていたら、気管支炎になるし…
抗生物質が長引くとおしりにかゆいぶつぶつできて
皮膚科に行かないといけないし…
かかりつけの病院が休診だ…どうしよう…
今日はどちらを先に受診するべきか…
悩む事がたくさんありました。

我が家の子供たちが実際にかかって、苦労した病気をふりかえりました。


鼻水・熱などかぜ症状からはじまった病気 マイコプラズマ肺炎RSウイルス溶蓮菌
中耳炎に連鎖する病気
急性中耳炎滲出性中耳炎カンジタ
病院でしまったと思った病気 感染性胃腸炎
自分の命と引き換えにしてでも
子供を助けてほしいと思った病気
尿路感染症
受診を迷った病気
新生児の便秘
その他今までにかかった病気:
突発性湿疹・インフルエンザ・水ぼうそう・クループ・咽頭炎・副鼻腔炎・ 手足口病






マイコプラズマ肺炎

かかった人
時期
長女(1歳半の頃)
我が家の状況咳は痰を出す大事な役目があること。
同じお医者様に症状の経過をみてもらった方が、
早く診断されたのかもしれないと
反省した病気でした。
私は長女を妊娠して仕事をやめていたので、
長女が1歳半の頃新しい会社へ就職しました。
就職してすぐの事です。
長女がせきと37度台前半の熱を出していました。
子供ならよくある熱、
お母さんの仕事復帰のあとの体調不良もよくあることですよね。
仕事を休むことが後ろめたかったのもあって、
そのまま保育園に行かせていました。
仕事が終わった後に3日続けて病院を受診しましたが、
原因はわかりませんでした。
仕事をはじめたばかりの週だったので、
私もあせって心の余裕がなくなっていました。
小児科受診
1日目

熱が37・5度前後でした。かぜだろうと様子をみることになりました。
耳鼻科受診
2日目

鼻水・せきがひどくなり、熱も37度後半をいったりきたり。
耳鼻科に行きました。
中耳炎もおこしていました。抗生物質・せき止めをもらいました。
かかりつけ休診
別の小児科受診
3日目

せきはおちつきましたが、熱がさがりません。
かかりつけの小児科が休みだったので、
少し離れた小児科に行きました。かぜだろうと、様子をみることになりました。
救急受診
4日目

せきがひどく、熱も38度後半。
何とも説明のしようがないのですが、とにかく、
子供の様子がおかしいと感じました。
夜になっていたので、救急を受診しました。
看護婦さんの問診の段階で酸素量が少い事がわかりました。
レントゲン・血液検査の結果、マイコプラズマ肺炎と診断されました。
せきがはげしく、点滴をしながら1日入院しました。
せき止めをもらえないかと看護師さんに聞いたら、
たんを出すために、せきはとめたらいけないといわれました。
朝方、長女ははげしいせきをして、
お茶碗1杯分くらいのたんを吐きました。
ママ友情報 うちの長女は4日目に4件目の病院で診断されました。
私の知り合いは、お子さんのせきがつづいて、
1ヶ月間小児科にかよったが治らず、
病院で変えてすぐマイコプラズマと診断されたそうです。
逆に1件目の救急病院ですぐに診断されたお子さんもいました。
最近はマイコプラズマの流行を知らせるニュースを
見る事が多くなりました。




RSウイルス

かかった人
時期
長男(1歳半の頃)
我が家の状況 急速に鼻水が悪化していきました。
長男は生後8カ月の頃からぜーぜーやせきの症状が続き、
度々入院していました。
自宅では吸入治療を行っていました。
ある日、鼻水・ぜーぜーに気づき、朝一で小児科を受診。
私は母に長男を預けて出勤しましたが、
その後長男の症状が悪化。
仕事中に母から電話が入り、
長男のせきが続いて苦しそうなので、
病院に連れて、私はすぐに帰るようにといわれました。
上司からは「遅刻の後に早退とは前代未聞。」と言われました。(涙)
私の母はかかりつけの小児科の先生から
「子供が入院してもおかしくない状況なのに、母親はどこにいるんですか!!」
と怒られたそうです。(涙)
そんなに悪かったなら、朝の受診の時に言ってくださいよ。(涙)
小児科受診
1回目

吸入の後、 夕方再度吸入に来るように言われ、自宅に戻りました。
小児科受診
2回目

せきの症状が急速に悪化。
夕方受診予定を早めて、午後一で小児科受診。
せきが続いたら救急病院を受診するよういわれる。
その時、私は仕事で不在。私の母が受診させていた。
救急受診
3回目

夜8時ごろ鼻水・せきが続く為、救急受診。
検査の結果、RSウイルスに感染・気管支炎併発と診断。
朝まで救急病院で点滴。
総合病院に移動
5日間入院

救急病院は自宅からは遠いので、
入院する時は、自宅近くの総合病院に移される。




溶蓮菌

かかった人
時期
次男(1歳頃)
我が家の状況 私、長女、長男の3人がインフルエンザになってしまい、
パパと次男は実家に避難させていました。
感染の心配がなくなったので、
次男が数日ぶりに家に帰ってきた当日の事です。
38度の熱がでました。手や足に赤いポツポツもありました。
次男もインフルエンザに感染したのだと思いました。
翌朝を待って、小児科を受診しました。
小児科受診
1日目

インフルエンザ検査結果はマイナス。
手足口病だろうと様子を見ることになりました。
小児科受診
3日目

熱は39度台に突入。
次男の唇や口の中の粘膜ががいつもより赤くみえました。
再度小児科を受診しました。
検査の結果溶蓮菌に感染していました。
手足口病と溶蓮菌は湿疹の出方が似てるそうです。
ちなみに溶蓮菌は登園禁止なので、
熱が下がっても規定どおり保育園を休みました。




急性中耳炎

かかった人
時期
長女・長男・次男(3か月〜3歳頃)
我が家の状況 我が家の子供たちはよく耳鼻科のお世話になっています。
とくに、長女はかぜをひくと、
鼻水長引く=急性中耳炎=発熱のパターンです。
小児科に行っても治らず、耳鼻科を再受診する事が多かったです。
鼓膜の切開も度々(これがつらい)。
抗生物質も大丈夫か??と思うほど飲んでいました。
急性中耳炎になった時は
滲出性中耳炎の事もあわせて説明して
くれたら
たすかるのにと思いました。
耳鼻科の先生もお忙しいとは思いますが。
我が家の子供たちは鼓膜に
チューブ装着を検討するように言われましたが、
実際に装着まではいたりませんでした。
以下は長女が初めて中耳炎になった時の事です。
小児科受診長女が6カ月の時、
鼻かぜが長引いていたので小児科を受診しました。
鼻水をとってもらう為、まめに通院していましたが、
1週間ほどで発熱
すでに中耳炎になっていました。
この時初めて、
「鼻水が改善しない時は耳鼻科を受診しましょう」
の張り紙を発見!!わお!!
耳鼻科受診 その後鼻水のあとに発熱すると
中耳炎を疑い、耳鼻科を受診するようになりました。
それからは、子供が生まれる度に長いおつきあいです。
ママ友情報私の友達には、 「耳鼻科?○○○が鼻の穴に豆入れて、
とれなくなった時に行ったくらいかな?」というお母さんもいます。
その逆に、しょっちゅう中耳炎になるので、
こまくにチューブを装着するお子さんもいます。
耳鼻科にお世話になるかどうかは、それぞれ違うんですね。




滲出性中耳炎

かかった人
時期
長女・長男・次男(3か月〜3歳頃)
我が家の状況 耳鼻科受診すると「耳に水がたまっています」とよく言われました。
だいたい、急性中耳炎から継続して、抗生物質を飲み続けている時。
なぜ炎症もしていないのに抗生物質が処方されるのか
ずっと疑問でした。
あまり、抗生物質を飲ませたくないので…。
ある日、かかりつけの耳鼻科がお休みだったので、
少し離れた耳鼻科を受診しました。
「耳に水がたまっている」のは滲出性中耳炎の事だと説明されて、
その時初めてわかりました。
ネットで調べてみて、びっくり!! 今までの疑問が解決しました。
後日他の症状で小児科をした時に、
滲出性中耳炎のため、抗生物質を飲んでいると説明しました。
滲出性中耳炎は小児科ではわからないそうです。
経過は耳鼻科でみてもらうようにいわれました。
熱も出ないし、痛がる事もないので、
知らずに見過ごす事が多いのでは?と思いました。
ママ友情報 私のお友達のお子さんも耳鼻科によく受診するそうですが、
「熱もでてなくて、鼻水だけがひどいのに」どうして、
抗生物質を出すのかわからないといっていました。
疑問におもったら、お医者さんに聞いた方がいいと思います。
耳鼻科って混んでて聞きづらい雰囲気ありますけどね。




カンジタ

かかった人
時期
長男(3か月〜3歳頃)
我が家の状況 赤くただれて、本当にかわいそうです。
皮膚科でみてもらうと、すぐに診断されます。
カンジタ用の塗り薬ですぐよくなりますよ。
長男は抗生物質の服用が長くなると(だいたい5日以上)、
おしりにぶつぶつができて、とてもかゆがります。
おしりかぶれの塗り薬をぬると、
ぶつぶつはさらに赤くはれていきます。
抗生物質を飲んでいなくても、
鼻かぜなどが長引き、抵抗力がおちてくると出てきます。
小児科受診
1日目

熱とカゼ症状で受診したついでに、おしりの赤いぶつぶつ
もみてもらいました。
おしりかぶれの塗り薬を出されました。
皮膚科受診
2日目

おしりの湿疹が赤くはれあがって、ひどくなっていました。
迷った末、皮膚科受診しました。
カンジタと診断されました。
おしりかぶれの薬では悪化する為中止。
かわりに、抗真菌剤の入った塗り薬を処方されました。
ママ友情報 赤ちゃんのおしりにぶつぶつができて
治らないというママよくいます。
よく話を聞いてみると、抗生物質の服用が長引いて、
カンジタになっているお子さんは結構います。
薬局で抗生物質服用中のアレルギーや下痢の事は説明されます。
カンジタの事も一緒に確認してくれたら、 わかりやすいと思います。




感染性胃腸炎

かかった人
時期
長女・長男・次男(0歳〜2歳頃)
我が家の状況みんなかかってます。
夜中に突然吐いたり、
保育園から呼び出されたりしました。
おう吐だけのパターンや
おう吐プラス下痢のパターンがありました。
0歳の頃は便もやわらかいので、
最初は下痢かな?どっちだろうと迷います。
いつもと違う点は、 便の色がいつもより白っぽくて
すっぱい匂いがします。
そのあと、水便が続きます。
赤ちゃんはお尻があかくかぶれて、痛がり、
とてもかわいそうです。
小児科受診 長男が1歳の時には脱水症状が重かったので、
小児科で点滴しました。
点滴の間も長男はおう吐と水便を繰り返しました。
おう吐のキャッチが間に合わず、洋服をよごしたり。
水便が紙おむつから何度も漏れて、
多めに持っていた着替えは、底をついてしまいました。
しまったと思いましたが、 パパも仕事、私の母も仕事だったので 着替えの追加をお願いできる人はいませんでした。 私のズボンは長男のもれた水便でぐっしょりでした。
最後は私のトレーナーをぬいで、
長男の腰・足元をくるんでいました。
2月の寒い日に、寒い待合室に子供と二人、
半そでTシャツでとてもとても寒くてつらかったです。
以来、子供が胃腸炎の時は、
点滴になった時に備えて、
たくさんの紙おむつと着替えとバスタオルを持っていく

ようにしています。
ママ友情報原因ウイルスや菌もいろいろあるようですが、
腸炎がはやっているという話は、季節問わず、年中聞きます。
我が家は、冬が多いです。




尿路感染症?

かかった人
時期
長男(11か月の頃)
我が家の状況 長男が11カ月の頃、熱が出ました。鼻水もありました。
熱は40度台で、とても怖かったです。
診断されるまでの3日間に5回病院に行きました。
小児科受診
1日目

38度台の熱だったので、様子を見ることになりました。
耳鼻科受診
2日目

翌日40度の熱。鼻水がひどかったので、
中耳炎を疑い耳鼻科受診しました。
耳鼻科の先生からは、中耳炎にはなっている。
しかし、耳の症状からみて、40度の熱はおかしいので、
すぐに小児科を受診するように言われました。
抗生物質が処方されました。
かかりつけ休診
別の小児科受診
2日目

血液検査をしました。
これまでの経過を話しましたが、
翌日にかかりつけの小児科を受診するように言われました。
この時の検査の数値がどれほどのものなのか、
今となってはわかりません。
小児科受診
3日目

40度を超える熱が続いていました。
診察中長男は首を硬直させて、泣いていました。
この日も血液検査の後、髄膜炎の疑いがあるため、
すぐに総合病院へ行くように言われました。
小児科受診
3日目

近くの総合病院に移動し、
長男は脊髄から液をとって検査されました。
検査の結果を待っている間、
「私の命とひきかえにしてもいいので、
長男を助けてください」
と、何度も神様に祈りました。
しばらくして、髄膜炎ではないと結果が出ました。
抗生物質を服用している為、原因菌を確認する事はできず。
先生からは、尿の色からみて、
おそらく尿路感染症だろうと言われました。
長男は点滴で抗生物質を投与され 5日間
入院しました。




新生児の便秘

かかった人
時期
次男(生後5日〜)
我が家の状況 便秘で病院に行ってもいいのか?
疑問でしたが、受診してよかったです。
次男を出産し、まだ産婦人科で入院している頃から、
上の2人に比べて便の量が少ないと感じていました。
自宅にもどってから、便が出ないまま4日ほどすぎ、
次男のお腹がはって、臭いおならばかりでてきます。
おなかマッサージ・綿棒にベビーオイルをしめらせて、
肛門をクチュクチュを何回か試しましたが、効果なしでした。
迷った末、小児科を受診しました。
小児科受診
1日目〜約1カ月間

浣腸をすると、大量の便が出てきました。
その後も次男は自力で便が出せない為
4〜5日おきに小児科で浣腸をして便を出していました。
1か月程すぎた頃、専門医に診てもらう為、
総合病院を紹介されました。
総合病院受診
約1カ月後〜約8カ月間

当初ヒルシュスプルング病が疑われたようですが、
検査の結果違いました。
先生からは 肛門が小さい事と腹筋が弱い事が原因かもしれない。
離乳食が始まれば、状況は変わるかもしれないと言われました。
便をやわらかくするお薬を処方され、
浣腸のやり方を指導されました。
肛門専門の先生はさすがでした。
薬の量は症状によって、加減する必要がある為、
前回受診したときから今回までの
薬の量と便の状況、浣腸の使用状況、
便の状況を先生に話しました。
その情報をもとにして、先生が次回受診までの薬の量を
きめてくれました。
2週間に1回、3週間に1回、1カ月に1回と
受診の間隔も長くなっていきました。
9カ月ほどで薬の必要はなくなりました。
次男の離乳食が進み、ハイハイやつかまり立ちができる頃には、
自力で便を出せる事が多くなり、
長かった便秘の病院通いは終了しました。
現在の状況便秘症は相変わらずです。
野菜が不足すると、すぐ便秘になります。
次男に相性がいいのはゴボウだとわかり、
よく豚汁にいれて食べさせています。




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