【モン・サン=ミシェル修道院】写真

モン・サン=ミシェル修道院

 フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島であり、
同名の修道院がある。モン・サン=ミシェルは「聖ミカエルの山」
の意で、旧約聖書にその名が記される大天使・ミカエルの
フランス語読みに由来する。行政上はル・モン=サン=ミシェル
というコミューンを形成する。
 カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、
1979年「モン・サン=ミシェルとその湾」としてユネスコの
世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月には
ラムサール条約登録地となった。
 
 
 

ヴェルサイユ宮殿

 ヴェルサイユ宮殿は、1682年にフランス王ルイ14世
(1638年 - 1715年、在位1643年 - 1715年)が建てた
フランスの宮殿(建設当初は離宮)である。ベルサイユ宮殿とも
表記される。
 パリの南西22キロに位置する、イヴリーヌ県ヴェルサイユ
にある。
主な部分の設計はマンサールとル・ブランによっておこなわれ、
庭園はアンドレ・ル・ノートルによって造営された。
 バロック建築の代表作で、豪華な建物と広大な美しい庭園で
有名である。
 
 

【ヴェルサイユ宮殿】写真
【シャンボール城】写真

シャンボール城

 フランソワ1世は統治時代、シャンボールに滞在することは
ほとんどなかった。実際、王が滞在したのは合わせても7週間、
狩猟のための短い訪問だった。城は短期訪問を目的に
建設されたので、居住性には優れておらず、長期滞在には
向かなかった。大きな部屋、開いた窓や高い天井のため、
暖房が行き届かなかったのである。また、城の周りには村や
集落がなかったので、狩りの獲物のほかにはすぐに食べ物も
手に入らなかった。このため食べ物はすべて大量に、
通常2000人分を一度に運び込まねばならなかった。
 結果として、城はこの期間、調度品は完全には揃えられて
いなかった。すべての家具、壁掛け、食器などは狩猟旅行
のたびに特別に持ち込まれた。