1.フットボールの歴史

海外のフットボールにはロマンがある。何故なら、クラブ間で壮絶な歴史があるからだ。
私が日本のサッカーではなく海外のフットボールが好きな理由を少しだけ語りたいと思います。
※ここも私の記憶ですので、ちょっと間違っている部分もあるかもですが・・・。

2.スペインのクラシコ

スペインで一番熱いフットボールの闘いと言えば、レアルマドリードVSバルセロナが有名です。
ここまで熱い試合が行われるのもただ、強いチーム同士の闘いというだけではないのです。
スペインという国が建国された時代に、支配する側と支配される側の民族がフットボールという形で激突しているのです。

王国と支配された民族のプライド

大昔、スペインの植民地として支配されていた地域がバルセロナでした。
その地域のカタルーニャ人は宗教、言語を全て禁止にされていました。
しかし、市民の鬱憤が溜まらないようにフットボールの試合だけは、カタルーニャ人の言語や風習に至るまで全て認めたのです。
その代表チームがご存じ、FCバルセロナとなります。

方や、支配した王様の寵愛を受けたチームが白い巨人のFCレアルマドリードとなります。
※スペイン語でレアルは王という意味になります。

そのチームが激突するのですからね。観客は熱狂しない訳がありません。
バルセロナは支配される側の鬱憤を試合にぶつけ、レアルマドリードは支配する側のプライドを掛けて試合に臨むのです。

数々の伝説の試合を語り継ぐ

こういった支配される側と支配する側の歴史的背景が後世にも伝わり、数々の名勝負が生まれるのです。
だからこそ、過激なサポーターがいて選手たちも熱くなる。
サポーターたちは伝説の試合を親から子へ、子から孫へと伝えるのです。

3.ナショナルダービー

イギリスで有名なダービーの一つがマンチェスターユナイテッドVSリバプールのナショナルダービーです。
このダービーは元々は中の良い街同士が経済悪化を理由に険悪になり、フットボールチームも敵対してしましました。

リバプールとマンチェスターという町

イギリスのリバプールという町は穀物の生産が盛んで、そこで生産された穀物を港町であるマンチェスターへと出荷していました。
経済的に相互関係のある町が突如として崩れます。理由は港町のマンチェスターが独自で穀物を栽培し、
自分たちが栽培した穀物のみを輸出し始めたからです。勿論、マンチェスター産の穀物は、新鮮さと交通費の上乗せがないため、安く出荷
出来るため、たちまちマンチェスターの街がデカくなります。そして、リバプールの街はどんどん極貧になっていきました。

経済格差のプライドを糧に・・・。

経済格差が酷くなり、暴動も起こるようになりました。そうすると、リバプールの人々はマンチェスターをさげずみます。
「金の亡者め!」っと。そしてマンチェスターの人々はリバプールの人々を「下品な奴らめ」っと見下します。
そういった背景もあり、ナショナルダービーはより激しくなっているのです。

日本のサッカーと海外フットボールの違い

まだ、二つのダービーしか伝えていないのですが、これだけでも歴史的な背景があり、
負けられない戦いがあるのです。日本はまだクラブの歴史が始まって20年たたないくらい・・・。
重さが違いますよね。海外の方が熱くなり、サポーターも命を掛けているのが分かります。
日本のサッカーも好きですが、たまに海外のフーリガンを真似てバカな行動を起こしているサポーターがちらほら・・・。
大した歴史もないのにそういう暴れる輩は好きではないです。だから私はサッカーよりフットボールが好きなのです。

    Topic

  1. フットボールの歴史
  2. スペインのクラシコ
  3. ナショナルダービー
  4. 日本のサッカーと海外フットボールの違い

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