フィールド・・・競技する場所、ピッチとも言います
フィールドの大きさは、縦68m、横50m(11人制サッカーフィールドの半分)が推奨されています。
フィールドの表面は、天然芝か人工芝が望ましいが、学校のグラウンドのような土などでも大丈夫です。
フィールドの長辺をタッチライン、短辺をゴールラインと呼び、タッチラインの真ん中の線をハーフウェイラインと呼びます。
四隅にはコーナーフラッグと呼ばれる旗が立てられます。ゴール・・・ボールをゴールに入れたら1点
ゴールの大きさは、幅5m×高さ2.15m(少年用サッカーゴール)が推奨されています。
ゴールは、ゴールラインの中央部分からフィールド外に設置され、ゴールを支える左右の支柱をゴールポスト、ゴールポストを繋ぐ梁をクロスバーと言います。
ゴールを囲う領域をゴールエリアと呼び、その外をさらに囲う領域をペナルティーエリアと呼びます。
ボールと競技者の用具・・・ボールは4号の検定球を使用
ボールは4号球を使用します。(中学生以上は5号球を使用)
選手はシャツ、ショーツ(ゲームパンツ)、ストッキング(ソックス)、シンガード(すね当て)、シューズを身につけなければなりません。
代表的な用具メーカーは、アディダス、ナイキ、アンブロ、アシックス、プーマ、ミズノ、ディアドラ、カッパ、ヒュンメル、ルコック、ロット、アスレタ、モルテン、ウールシュポルト、などです。
競技者・・・ボールを手で触れるのはキーパーだけ
1チーム8人の2チームが対戦します。
プレイヤー8人のうち特別に1人だけ、ボールを手で扱えるゴールキーパーと呼ばれるポジションにつきます。これ以外の7人はフィールドプレイヤーと呼ばれ、プレー中は手や腕でボールを扱えません。
少年サッカーでの交代は、自由な交代が採用される事が多いです。(但し、公式試合では、フィールドプレイヤー16名以内、交代8名)
フィールドプレイヤーは、自軍のゴールから近い方から大まかにディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードの3つのポジションに分けられます。
ポジション名 | 主な役割 |
---|---|
ゴールキーパー【GK】 | ゴールを守ること |
ディフェンダー【DF】 | 守備を担当 |
ミッドフィルダー【MF】 | 試合の組立を担当 |
フォワード【FW】 | 得点、攻撃を担当 |
審判・・・ちゃんとした試合をするために必要な人
1人の主審と、2人の副審(線審)から構成されます。大会によっては、第4の審判(予備審判)で運営されます。
主審は、ルールを守らせること、タイムキーピング、アディショナルタイム(又はロスタイム)の設定、アドバンテージの判断、ゲームの停止・中止の判断、再開の指示、イエローカード・レッドカードの提示などが主な役割です。
副審(線審)は、タッチライン際にいてオフサイドの判断、ボールがフィールドの外へ出たか否かの判断、ゴールとなったか否かの判断、主審のサポートを行います。
ファウル・・・反則行為
競技者が、反スポーツ的行為やルール違反を繰り返し行う場合には、主審がイエローカードを提示し、警告を与えます。
競技者が、乱暴な行為や著しく不正な行為を犯す、決定的な得点機会をファウルで防ぐ、イエローカードを2枚提示された場合などには、主審がレッドカードを提示し、退場を宣告します。
試合時間・・・1試合、休憩込みで40?50分
試合時間は前後半15?20分、ハーフタイム(休憩時間)10分です。
時間内に勝負が付かない場合は、引き分けとするか、延長戦かPK戦(ペナルティーキック戦)で勝敗を決めます。