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ルアー釣りHow to in Okinawa Island

沖縄に限らずルアー釣りに関しての情報は様々で、釣りのHow toなどはネット上や雑誌などのメディアに多数とりあげられています。
ルアー釣りの初歩的なHow toはそちらを参考にしたり、釣り具屋さんで聞くなどして頂くとして、ここでは私が沖縄で釣りをする際に、心がけている事を記述していきます。

気象と潮位

せっかくの釣りの日、できる事なら晴天の中で悠々と釣りしたいもの。(真夏の日中はイヤですけど・・・)
しかし南西諸島に風と波はつきもの。何日も前に予約した船ならいざ知らず、ショアから釣る時はあらかじめ天気予報で 風向きくらいはチェックしておきたいところ。
明日はここへ行こう!! と決めていざ当日現場へ着いてみると、海から吹く強風でキャストもままならならず・・・では台無しです。
出発前に携帯サイトで風向きをチェックしつつ、少しでも風の影響の少なそうな所へ、と臨機応変に立ち回りたいものです。

そして潮位もかなり重要です。潮の満ち引きの影響を受けやすい沖縄では、風向き以上に潮位に釣果が左右される事があります。
大潮の干潮時にしか立ち込めないリーフやイノーでは干潮前後の2〜3時間が勝負です。また、魚種によっては満潮の潮止まりから引き始めて潮の流れが速すぎない頃合いが良い場合もあります。
いずれにせよ潮の動く時間帯を狙いたいところ。こちらも、ネットや釣り具屋さんでタイドグラフ(潮見表)を手に入れて、事前に準備するのが良いでしょう。

ちなみに私はパソコンではtenki.jpで気象情報を、潮MieYell(しおみエール)で潮見表を使っています。
当日、釣り場でのチェック用では「釣り情報フィッシング・ラボ」のモバイル版を使用しています。

タックルと服装

私が普段、港や堤防・リーフやイノーで釣りをするときは、8フィート6インチのミディアムライトクラスのロッドを使っています。
ラインはPE0.8号〜2号で、根ズレ防止のためリーダー(フロロ2号〜3号)は必ず付けます。7cmくらいのフローティングミノーでチョコチョコ、時にビシビシやる釣りが大好きなスタイルです。
このロッド1本でメッキや1kgオーバーのアオリイカ、小型のミーバイ、中型チヌ、はては船に乗ってのグルクン釣りまで、幅広く使えます。
リーフの先端に立って、3kgクラスのガーラや大物を狙う時には、10フィート前後のシーバスロッドを使います。 こちらのラインはPE2号〜3号で、リーダーは40〜60ポンドです。
タックルに関しては個人の好みや釣りたいターゲットにもよりますが、釣り場に持っていくのは必ず1本と決めています。(船釣り除く)
そして、必ず両手がフリーになるように、ヒップバッグやウエストポーチにルアーケースを詰め込みます。どんな季節でもペットボトルの水をバッグのボトルホルダーに、 帽子、偏光サングラスは必ず着用します。 リーフに立ち込む時は真冬以外は海パン(競泳用のヒザ上まであるハーフパンツ)に長袖のサッカーウェアです。これだと頭から波をかぶったり、誤って深みにハマった時に、 渇きも早く泳ぐ羽目になっても安心です。港などで足場が良く、立ち込まない時には厚手で動きやすいツナギ着用です。

装備で一番重要視しているのはシューズです。ときどき島ぞうり(ビーサン)で釣っている人を見かけますが、ビーチでの釣りならともかく、港などでも濡れて滑りやすく、コケてアスファルトやコンクリートでケガをしやすいので危険です。
少なくともマリンレジャー用のクロックスに靴下ぐらいは履きたいものです。
リーフに立ち込むときには必ず、くるぶしまで隠れる磯用のシューズや、フェルト底のウェーディングシューズを履いたほうが良いです。ローカットのマリンシューズなどだと、岩場で足をくじいたり、リーフのサンゴでくるぶしを切ったりする恐れがあります。
また、ウェーダー(胴長)はリーフでは転倒した時に危険なので、冬場の防寒のために履く程度です。立ち込む際もヒザ上程度までが基本です。

リーフの先に立つ時には、決して波に背を向けず、夢中で釣りをして、上げ潮になって取り残されないために、時間と潮位に気を配りながら帰りのルートを常に確認しておきましょう。魚とのファイトや取りこみの時もリーフの際までは決して行かず(リーフの際は下がえぐれているので、とっても危険!)、地元の釣り人がいない所ではあまりやらない方が良いと思います。きっと何かマイナス要素があるはず・・・。
とにかく安全第一を念頭において、事故の無いように楽しい釣りを心がけましょう!

私の大好きなリーフフィッシングでおすすめのシューズを紹介します。
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後かたづけ

釣りを終えたら、どんなに短時間であっても必ず、水で道具を洗い流し、タオルで水気を拭き、ルアーは新聞紙の上で乾燥させます。
ここまでやっても針などはいつかは確実にサビてしまいます。ステンレス製のペンチでも放置しておくと確実に動かなくなります。
沖縄の海はそれほどまでに塩分濃度が高いのでしょう。
大事な相棒ともいえる釣り道具を、いつまでも大切にあつかっていきたいものです。

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