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【海の危険な生物】

危険

意外と浅場のほうが危険生物が多いのをご存じでしたか?
主にサンゴ礁域に生息する危険生物です


海の危険な生物
ミノカサゴ ミノカサゴ 沖縄名:ハニアファー
海岸の岩礁〜水深10mくらいの、わりと浅い海で簡単に見つけることができる。 鮮やかな色合い。長く伸びたヒレを優雅に大きく開いて泳ぐ姿は、とても美しく魅了されるが、背びれと胸びれのトゲに毒を持っているため素手で触ると危険
ガンガゼ(ウニの仲間) ガンガゼ 沖縄名:ユイ、ユン
折れやすく抜けにくいトゲを持ち、刺さると皮膚内に残り痛みを伴う。
刺さると容易にとれない。トゲの毒は致死性はない。
殻のてっぺんにあるオレンジ色の光るものは実は肛門。
浅い岩場や珊瑚礁の陰によくいる。「黒色」に反応して寄る性質がある。夜は注意。
対処法:
@傷口を洗う。(真水と消毒液)抜ける場合は切開して抜く。引き抜くことはかなり難しい)
A45℃くらいのお湯に30分〜60分浸したり、温湿布をすると毒素が凝固して痛みが軽減する。
Bあれば「竹酢」をふりかける。(トゲが徐々に溶けていく)
オニヒトデ オニヒトデ 沖縄名:?
サンゴを好んで食べる。害を受けたサンゴは白い骨格だけを残して死滅する。
背面には2cm程のトゲがあり刺されると激痛がする。
激痛を感じ腫れも、痛みもしばらくは続く。
毒の成分が血を固まらせない作用をもっているから、刺された部分は血が止まりにくい。
毒を搾り出すようにすると、止血も早いとのこと。
対処法:トゲを取り除き(深く入り込んでいる場合は無理して取らない)、40度以上の熱いお湯に30分程度つけると痛みがおさまる。
オニダルマオコゼ オニダルマオコゼ 沖縄名:イシアファー
奄美以南の浅いサンゴ礁域に生息。体色は周囲の岩にそっくりで海底にじっとしていると見分けがつかない。
背びれ棘に猛毒あり、誤って踏みつけると激痛がする。死亡例もある。
ヒョウモンダコ ヒョウモンダコ 沖縄名:●
見た目は美しく、白地に紫のリング模様。英語名で「Blue-Ringed Octopus」。
身体は小さいが強い神経毒をもっていて噛まれると命に関わる危険性がある。
ヒョウモンダコは興奮すると、体中に鮮やかなブルーの輪の紋様があらわれる。
噛まれた時の対処法:
@絶対に口で毒を吸い出さない(毒を吸ってしまうから)
A毒を出すなら、手で絞り出して、すみやかに医療機関に搬送するのが一番。
ウミヘビ ウミヘビ 沖縄名:イラブー
沖縄では食材の一つとして重宝されるが、海の中では危険な生物の一つ。
興奮してしまうと、ヘビの毒牙は口の中にあるので噛まれて毒を入れられる。
その凄さ、ハブの約20倍、コブラの数十倍、の神経毒を持つ。
【噛まれた時の対処法】:
毒を吸い出し、患部より心臓に近い部位をしばり、毒が回らないように努める。
中毒症状は15分を経過する頃から。迅速に医療機関に運ぶことが大切。
写真は沖縄でよく見られるクロガシラウミヘビ。
縞模様が特徴だが、この種は性質が荒いので要注意
アンボイナ アンボイナ 沖縄名:ハブガイ
イモガイの中で最も強い神経毒をもつ。死亡例もある。
刺された時の対処法:すぐに毒を吸い出し、周囲にいる人に助けを求め病院に直行。
ハブクラゲ ハブクラゲ 沖縄名:?
傘の直径10cm程度。傘の四隅から1mをこえる職種が束になって伸びる。
触手の刺胞毒は非常に強力。刺された数分後に意識を失い死に至る場合もあり大変危険。
刺された時の対処法:すぐに毒を吸い出し、周囲にいる人に助けを求め病院に直行。
ハナブサイソギンチャク ハナブサ 触れると電気ショックのような激痛がおこり、火傷に似た症状が残る。
サンゴ礁の砂地の海底に生息。
刺された時の対処法: @刺された部位はこすらずに海水で刺胞球をきれいに洗い流す。
Aお酢か消毒用のアルコールで消毒して氷や冷水で冷やし、なるべく早く病院へいく。
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