建物内には、様々な部屋があるが、中でも有名なのは、
「階段の間」であり、柱の無い広大な吹き抜けに、
画家ティエポロの描いた、世界で一番大きいフレスコ天井
一枚画がある。この吹き抜けは当時としては常識外れの設計で、
「設計ミス」、「絶対に崩れる」などと酷評されたが、
ノイマンは「砲弾を打ち込まれても崩れない」と反論。
第二次世界大戦の空襲でここだけ天井が残った事でノイマンの
言は証明された。
その頑丈さの秘密は建材に軽くて丈夫で耐火性がある凝灰岩
を使ったからである。また、レジデンツの裏にはホーフ庭園
がひろがる。
アーヘン大聖堂はしばしば「皇帝の大聖堂」として言及され、
この大聖堂は北部ヨーロッパでは最古のものである。786年に
カール大帝がアーヘンの宮殿教会の建設を始めた。814年に
カール大帝が死ぬと彼は自身の大聖堂に埋葬され、彼の骨は
いまも特別の神殿に保存されている。 大聖堂は、一千年以上
の時を経て、現在の装いを調えた。 アーヘン大聖堂の中心は
宮殿教会である。
それは後世の増築部分と比較すると驚くほど小さいが、
建設当時は、それはアルプス以北では最大のドーム
建築であった。 古典主義様式、ビザンティン様式そして
ゲルマン様式-フランク王国様式の要素を備えた心を奪う建築
は、きわめて重要な記念碑的建造物の真髄である。
ノイシュヴァンシュタイン城
ドイツ南部バイエルン州バイエルン・シュヴァーベン地方
にある城である。オストアルゴイ郡フュッセン東南東方向
に位置する。バイエルン王ルートヴィヒ2世によって
19世紀に建築された。
おとぎ話に出てくるような美しさの
ノイシュヴァンシュタイン城は、ディズニーランドや
ディズニーランド・パリ、2005年に開園した
香港ディズニーランドにある眠れる森の美女の城の
モデルの一つとしても知られている。