【サグラダ ファミリア教会】写真

サグラダ ファミリア教会

 サグラダ・ファミリアは、カタロニア・モダニズム建築の
最も良く知られた作品例であり、カタロニアの
建築家アントニ・ガウディの未完作品である。
バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成
された象徴詩的なシンボロジーと共に、
パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に
据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、
 大胆な建築様式を誇っている。
未完の教会サグラダ・ファミリアは2026年に完成予定と
発表している。
 
 

セビリア大聖堂

 スペインのセビリアにあるカテドラルである。
スペイン最大の、世界では3位の大きさの大聖堂と紹介
されている。
ちなみに1位はローマのサン・ピエトロ大聖堂、2位はロンドンの
セント・ポール大聖堂である。ギネス世界記録認定に限って
いえば世界一ともいえる。
 レコンキスタ以前はこの地には巨大なモスクが立っていた
といわれている。
隣接するヒラルダの塔はかつてはモスクの尖塔であった。
モスクを破壊したあとに教会が建てられているが、建物自体に
モスクの名残がいくつかみられる。例えば、免罪の門から入った
場合は教会に入る前に中庭が存在するといったところである。

【セビリア大聖堂】写真
【テアトロ・レアル】写真

テアトロ・レアル

 スペインのマドリードにある歌劇場。1850年10月10日に
ガエターノ・ドニゼッティの『殉教者』でこけら落としをした。
 その後、興行不振が続き、1925年に一時閉鎖、
1966年にリニューアルオープンした。
1969年のユーロビジョン・ソング・コンテストは史上初の
4カ国同時優勝した舞台でもあったが、スペインで唯一の
ユーロビジョン会場でもあった。現在はマドリード王立劇場
管弦楽団も劇場付属オーケストラとしてオペラ公演を中心
に開かれている。